石油化学コンビナートを探る
①石油精製工場
石油精製工場ではどんなことが行われているのですか?
どうやって石油製品を分けるのですか?
それぞれの石油製品は、沸騰(ふっとう)しはじめる温度(この温度を沸点(ふってん)といいます。)が違うという性質があります。
これは逆に、それぞれの石油製品は気体(石油蒸気)から液体(石油製品)に変化しはじめる温度もちがうということです。この性質を利用して、原油を加熱して生まれた気体(石油蒸気)からそれぞれの石油製品に分けていくことができます。このことを蒸留(じょうりゅう)といいます。
沸点が違うということはどういうことなのですか?
すべての物質は、その性質を示す小さな粒(つぶ)からできています。この粒のことを分子(ぶんし)といいます。
分子の大きさや形、そして分子どうしが引き合う力(分子間力)の強さは、物質によって違っています。
分子どうしの引き合う力が強いほど、分子をバラバラにして気体にするために、より高い温度が必要になります。
そのため、分子の大きさや分子間力の違いによって、物質ごとに沸点が変わるのです。
石油精製工場の写真
石油精製工場を海側から見たところ。中央の大きい塔が原油の蒸留塔。
