| スポーツと石油化学<サッカーボール> | |||
| 2002年は日韓共催(きょうさい)のワールドカップが開かれましたが、サッカーと石油化学の関係を調べてみましょう。 |
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| サッカーボールの色といえば、以前は、白い部分が六角形、黒い部分が五角形というイメージでしたが、2002年日韓共催ワールドカップでは、鮮やかな色のボールが使われましたね。 この公式ボールにも、石油化学はかかわりを持っているのです。 |
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| 元々、サッカーボールは、牛の革で作っていました。 しかし、これは、雨が降ると水を吸収してしまい、重さが変わってしまうという欠点がありました。 そのため、1986年のメキシコ大会から人工皮革(じんこうひかく)を採用することになり、ポリウレタンという素材が採用されました。これによって、どんな天候でも同じように使えるようになったのです。 そうです。このポリウレタンという素材が石油化学から生まれたものです。 2002年ワールドカップ公式ボールの人工皮革は厚さ3ミリで、弾力性を持った特殊(とくしゅ)なポリウレタンというプラスチックや天然ゴムなど10層を重ねたものです。これが表面をおおっています。 また、ボールがじょうぶであるために必要な補強層にも合成繊維が使われています。これは特殊な方法で編んだ「ラッシェル編み物」で、縦横どちらの方向から力が加わっても、ボールが変形しにくくする効果を発揮しています。 |
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| プラスチックからつくられる人工皮革を採用したことで、ボールの弾(はず)む力を大きくしたり、飛び方を均一にしたり、コントロールしやすくしたりといったことができるようになりました。これはプラスチックに、化学構造を調節して性質を変化させたり、かたちを自由につくれるという特徴があるからこそ実現できたのです。 そして、このボールの設計には、あのイングランドのデビッド・ベッカム選手も携(たずさ)わりました。 石油化学とは直接関係はありませんが、ボールの色分けが 六角形が白、五角形が黒の色分けから、今のデザインになったのはなぜだかわかりますか? それは、以前のデザインでは、ボールの回転が良く見えないという声が選手から多くあり、ボールの回転がよくわかるようにという配慮(はいりょ)から、今のようなデザインになったのだそうです。 |
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