ブロードバンド時代を担う(になう) <光ファイバー>

光ファイバーのクリスマスツリー これも光ファイバー
  街角で見かけるイルミネーションやクリスマスツリーにも光ファイバーが使われています。

  みなさんが今、このホームページを見ているように、インターネットでホームページを見たり、調べものをしたりすることは、とても身近になっています。
  このように、今、手もとにない情報を、見たり、調べたりできるのは、はなれたところにあるサーバ(コンピュータ)上にある情報を、とても速い速度で運んでくれる通信のしくみがあるからです。


  ホームページを見ているとき、なかなか表示されずに、どうしたかな?と思ったような経験はありませんか。
  これは、たいていの場合、通信速度といって、情報を運ぶ通信のしくみが一度にたくさんの情報を運べないために起こるものです。
  「ブロードバンド」という言葉、聞いたことがありますね。

  これは、一度に運べる情報の量をうんと増やして、情報のやり取りを一瞬のうちにしてしまおうというものです。
  そうすれば、インターネットでテレビや映画のような動く画面が見られたり、パソコン、オーディオ、ビデオ、ゲーム機などに大量の情報を取り込んだり、いろいろなことが簡単にできるようになります。そして、今、どんどんそういう方向に向かって通信の設備が整えられています。

光ファイバーのクリスマスツリー

  そして、このブロードバンドにも、石油化学はなくてはならないものなのです。
  一度にたくさんの情報を運ぶしくみ・・・これは情報を光の信号に変えて運ぶしくみで、この情報の通り道が光ファイバーです。

  この光ファイバーには、石油化学から生まれたプラスチックが多く使われています。
  コアとクラッドという部分に、2種類のプラスチックが使われていて、内側が鏡のように光を反射する素材でできています。ここに、片方の端から懐中電灯のようなもので光を入れてやると、パイプの内側を光が反射しながら進んでいって、反対側までとどくのです。懐中電灯(かいちゅうでんとう)をつけたり消したりして、モールス信号のように光る時間の長さをかえて送ってみると、光ファイバーの反対側の端まで光の信号を正確に伝えることができます。これが、光で情報を伝えるということなのです。

光ファイバー
  光が通る部分、コアには、PMMA:ポリメチルメタアクリレート樹脂(じゅし)がよく使われます。そして、それをおおう部分、クラッドには、フッ素樹脂というプラスチックが良く使われます。
光ファイバー   光ファイバーは中央部と周辺部の屈折率のちがいを利用して信号を伝えます。
  中央部を伝わる信号は、経路が曲がりくねっていても境目で反射しながら進んでいきます。

  現在、日本では、すでに、おもな回線を光ファイバーにすることは終わっています。でも、高画質の動画や映画などを楽しむためには、自分のパソコンのところまでこの光ファイバーが来ていなければなりません。新しく建つマンションなどでは、各部屋まで光ファイバーが敷かれているところもでてきており、これが実現するのも、もう間近です。
 

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