石油化学製品はこうしてつくる
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ナフサ分解工場でできた石油化学基礎製品は次にどうなるのですか?

  ナフサ分解工場でできた石油化学基礎(きそ)製品石油化学誘導品工場(中間製品工場)でまた、別の物質につくりかえらえられます。

  石油化学誘導品工場は、原料である石油化学基礎製品のちがいによって、また、つくる誘導品のちがいによって、それぞれ別の工場になっています。
  だから、石油化学コンビナートの中には、さまざまな誘導品工場があるのです。

石油化学基礎製品のエチレンを例にあげて見てみると、

  エチレンという粒(つぶ)をつないでいく工場と、
このエチレンにほかの分子を化学反応させて別のものをつくっていく工場に分かれます。

エチレンの粒をつないでいく工場では

  重合という化学反応でポリエチレンというものに変化させます。このときの重合とはエチレンという分子をつないでいく反応のことです。
  これをもう少しくわしく見ていくとこんなことがおこっているのです。
エチレンの重合
エチレンの分子でもっとくわしく見ていくと
 
圧力・熱を加えるとエチレンどうしが手をつなぎはじめます。
この手どうしがまたつながれて


どんどん伸びていきます。

 
  これがポリエチレンというもので、最初のエチレンとはまったくちがった性質をもっている、身近にあるプラスチックのひとつです。

  そうです。「ポリエチレンの袋(ふくろ)」などという言葉は耳にしたことがありますね。
  この石油化学誘導品工場(中間製品工場)で、袋や容器などにつくられる前の材料、ポリエチレンという物質になるのです。
  ポリエチレンは丸い粒の形でつくられるので、トラックなどで石油化学コンビナートの外に運びやすくなります。

  このように、石油化学誘導品工場(中間製品工場)では、ナフサを分解して得たエチレンなど「石油化学基礎製品」に、重合させたりほかの分子をくっつけたりして、身近にあるものをかたちづくる「材料」をつくっています。

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