| ヒトへの影響 |
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| 急性毒性 |
: |
眼、粘膜に刺激性が有り、高濃度では麻酔作用がみられる1)。
主な吸収経路は吸入による経気道からの吸収であるが、皮膚からも容易に吸収され、
経皮吸収による全身中毒の可能性も考えられている1)。
2.4-48.8 ppm/2時間の暴露では、頭痛、めまい、吐き気などの中枢神経系の症状が起こる1)。
100 ppmに暴露された作業者に頭痛、吐き気、呼吸器刺激性が見られている1)。 |
| 局所効果(皮膚、目) |
: |
200 ppm/15分間の暴露 眼刺激性1) |
| 慢性・長期毒性 |
: |
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を起こすことがある2)。
慢性影響として、眼、鼻、喉への刺激性、脱力感、食欲不振、頭痛、胃痛、吐き気、嘔吐が見られ、
少数には不眠、眠気、動悸、腹痛、胃腸の不調などが報告されている1) 。 |
| 発がん性 |
: |
IARCモノグラフおよびNTPには発癌性評価対象物質として取り上げられていない。
ACGIHの発がん性あるいは発がん性を疑われる物質に指定されていない 1)。 |
| 動物への影響 |
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| 急性毒性 |
: |
| 経口 |
ラット |
: |
LD50 |
2.08-4.6 g/kg 1) |
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マウス |
: |
LD50 |
1.9-2.85 g/Kg 1) |
| 吸入 |
ラット |
: |
LC50 |
2,000-4,000 ppm(4h)1) |
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マウス |
: |
LC50 |
4,878-12,195 ppm(2h)1) |
| 経皮 |
ウサギ |
: |
LD50 |
3.0 g/kg 1) |
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| 局所効果(皮膚、目など) |
: |
| 皮膚刺激 |
ウサギ |
: |
500 mgを24時間適用した実験で、軽度の刺激性を示す1)。 |
| 目刺激 |
ウサギ |
: |
0.1 mLを適用した実験で中等度の刺激性を示す1)。 |
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| 感作性 |
: |
報告無し1)。 |
| 慢性毒性・長期毒性 |
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| 反復経口投与毒性 |
: |
ラットに50、250、1000 mg/kg/日を13週間経口投与した実験で肝臓及び腎臓の重量増加がみられた。
NOAELは50 mg/kg/日1),3) 。 |
| 反復経皮投与毒性 |
: |
ラットに300-600 mg/kg/日を4ヶ月間経皮投与した実験で、体温の低下、酸素消費量の増加、
皮膚、脳、肝臓、副腎、精巣に用量及び投与期間に依存した形態学的変化がみられている1)。 |
| 吸入暴露毒性 |
: |
ラットとマウスを用いた90日間の吸入実験では1000 ppmまでの濃度では、生命の脅威となるような毒性の徴候は発生しなかった。
しかし、化合物に関連する可逆的な形態学的変化が肝臓及び腎臓内で報告されている。
多数の実験は250 ppmの濃度でもMIBKは肝臓の大きさを増大させる可能性を示している3),4)。 |
| 発がん性 |
: |
報告無し。 |
| 変異原性 |
: |
in vitroのマウスリンフォーマ試験で陽性との結果が報告されているが、その他のin vitro試験
(エームス試験、染色体異常試験、不定期DNA合成試験、形質転換試験)及びin vivo試験(小核試験)はいずれも陰性と報告されている1)。 |
| 催奇形性 |
: |
マウス及びラットを300、1000、3000 ppmに6時間/日で妊娠6日目から15日までの10日間暴露した実験で、3000
ppmでは母動物に死亡、肝臓重量増加がみられ、胎児に体重減少、骨化遅延がみられたが、催奇形性は認められていない1)。 |
| 生殖毒性 |
: |
報告無し1)。 |
| 代謝 |
: |
ラットでは生体内に取り込まれた38-54%が25-35時間以内に呼気中に排泄される。
還元されたアルコール体(4-メチル-2-ペンタノール)は硫酸塩もしくはグルクロン酸と抱合し、
尿中に排泄されるか、あるいは中間代謝に入り二酸化炭素に変わる1)。 |