| 急性毒性 |
: |
| 経口 |
ラット |
LD50 |
800mg/Kg 1) |
| 経口 |
マウス |
LD50 |
1,800mg/Kg 1)
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| 経皮 |
ウサギ |
LD50 |
1,800mg/Kg 1) |
| 吸入 |
ラット |
LC50 |
1,414ppm/4hr. 1) |
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局所効果
(皮膚、目) |
: |
ヒト;皮膚、眼、粘膜、食道に強い刺激がある。 2)
動物;ラット、ウサギ、サル、モルモットの皮膚及び眼に対する刺激性試験は中程度の刺激性結果が得られている。 3) |
| 感作性 |
: |
取扱い作業者の一部に皮膚のアレルギー反応(皮膚炎、湿疹、蕁麻疹)が見られる。 2)
修正Landsteiner Test及びFreund/s Complete Adjuvant Testの各方法で、モルモットに対して感作性を示す。 4) |
| 慢性・長期毒性 |
: |
ヒト;50−70ppmの長期吸入暴露では、眠気、頭痛、吐き気を生じた。 1)
動物;70、300、540ppmをラットに30日間吸入暴露し、病理解剖で高濃度及び中濃度の暴露群で肺、肝臓、腎臓の影響が見られた。サルに対して24.5、26.2、272、1024ppm/7hr/dayの暴露がなされた。
1024ppmの暴露では2.2日で死亡した。272ppmの暴露は無気力になったが、28日後の結果は体重減少とわずかな粘膜の刺激であった。24.5及び26.2ppmの130日の暴露は毒性症状はなかった。 2) |
| 発がん性 |
: |
ラット及びマウスに100及び200mg/Kgを2年間強制胃内投与したNational
Toxicology Programの発ガン性試験では前胃の扁平上皮ガン又は乳頭腫を誘発した。 2)
ラット及びマウスに0.5、25、75ppmを6hr/day、5day/week、27month暴露した発ガン性試験の結果は陰性であった。 2)
IARC(国際ガン研究機関)ではグループ2B(ヒトに対して発がん性を示す可能性がある)、NTP(米国・国家毒性プログラム)では(ヒトに対して発がん性であることが合理的に予測される物質)に、ACGIHではA2(ヒトへの発がん性が疑われる物質)に又、日本産業衛生学会では2B(人間に対しておそらく発がん性があると考えられる物質)に分類されている。 |
| 変異原性 |
: |
サルモネラ菌を用いるAmes Test結果は陰性である。
チャイニーズハムスターの培養細胞を用いた染色体異常試験では陽性の結果を示す。
マウスを用いた小核試験では陰性であった。 3) |
催奇形性・
生殖毒性 |
: |
妊娠ラットに対する0、50、150ppm6hr/day、6日/15日懐胎器官部の暴露では母獣に対しての毒性(体重増加の抑制、摂餌量の減少等)は見られたが催奇形性・生殖毒性はなかった。
2) |
| 代謝、排泄 |
: |
排泄:肝臓、腎臓、肺で加水分解されアクリル酸とエタノールになる。アクリル酸は又速やかに代謝されCO2となり呼気から排泄される。 2) |