| ヒトへの影響 |
: |
皮膚、眼、粘膜、食道に強い刺激がある。皮膚及び粘膜より容易に吸収される。
1)
濃度暴露では、流涎、激しい眼及び呼吸器の刺激作用が起こり、更に重症では唇の蒼白、呼吸困難、けいれん(中枢神経刺激症状)が起こり、肺浮腫が原因で死亡することがある。 2)
取扱い作業者の一部に皮膚のアレルギー反応(皮膚炎、湿疹、蕁麻疹)が見られる。
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| 急性毒性 |
: |
| 経口 |
ラット |
LD50 |
277mg/kg |
| 経口 |
マウス |
LD50 |
827mg/kg |
| 経皮 |
ウサギ |
LD50 |
1,243mg/kg |
| 吸入 |
ラット |
LC50 |
3,500ppm |
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| 局所効果 |
: |
ラット、ウサギの皮膚及び眼に対する刺激性試験は中程度から強度の結果が得られている。
2) |
| 感作性 |
: |
Polak,Split adjuvant, Maximization,Epicutaneous
Bの各方法で、モルモットに対して感作性を示す。 3) |
| 慢性・長期毒性 |
: |
| 飲料水に混入させ、0,1,5,20mg/kgを13週間ラットに投与した。最高投与量にのみ摂水量の減少、体重増加量の減少、相対腎臓重量の減少、腎臓への影響が見られた。最大無作用量は5mg/kg/日であった。
4) |
| 0,15,45,135ppmの各濃度で2年間、ラットに吸入暴露を行った。鼻粘膜への局所的影響と角膜の混濁が暴露濃度と相関して認められたが、全身的影響は見られなかった。 5) |
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| 発がん性 |
: |
亜急性及び慢性毒性試験の2)の中で発がん性も評価しているが発がん性は認められなかった。
IARC:グループ3(ヒトに対する発がん性について分類できない)に分類されている。 |
| 変異原性 |
: |
サルモネラ菌を用いるAmes Test結果は陰性である。
チャイニーズハムスターの培養細胞を用いた染色体異常試験では陽性の結果を示す。
マウスを用いた小核試験では陰性と陽性の結果がある。 |
| その他 |
: |
肝臓、腎臓、肺で加水分解されアクリル酸とメタノールとなる。
アクリル酸は又速やかに代謝されCO2となり呼気から排泄される。 |