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 日本、アメリカ、ロシア、EUなどが協力して2005年完成を目標に「国際宇宙ステーション」計画が進められています。長期間にわたる宇宙ステーション建設のため、NASAのスペースシャトルはじめロシアや日本のロケットも、資材と人員の輸送に活躍することになっています。
 宇宙開発は、地上では想像もできない厳しい環境との闘いでもあります。スペースシャトルは、大気圏への再突入時、2000℃を超える熱にさらされます。真空の宇宙空間では、太陽に当たる面と当たらない面とでは、最大300℃近い温度差があります。このように過酷な環境に耐えるため、炭素繊維強化プラスチックなど、特殊な複合素材が使用されています。
 日本の多目的宇宙実験・観測衛星「SFU」は、内部の精密装置を保護するため、耐熱性の高いプラスチックにアルミを蒸着したフィルムで覆われています。


観測衛星「はるか」のアンテナは、高強度アラミドの単繊維を数百本ずつ束ねた細糸6500本で支えられている
(写真提供:文部省宇宙科学研究所)

ポリイミド熱保護膜で覆われた、多目的宇宙実験・観測衛星「SFU」
(写真提供:文部省宇宙科学研究所)