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高度情報化社会を支えるパソコンやさまざまな電子機器には、いたるところにプラスチック材料が使われています。誰もが目にする筐体(ハウジング)部分は、もちろんのこと、目に触れない部分でも活躍しています。
電子部品の微細加工に深く関係しているのが、フォトレジストと呼ばれる感光性プラスチックです。また、パソコンの心臓部に使われるLSI(大規模集積回路)は、製造時の洗浄工程で非常に純度の高い水が必要です。この超純水をつくるには、高機能で化学的に安定したプラスチックの分離膜素材が欠かせません。
 電子部品そのものにも各種のプラスチック材料が使われています。たとえば、LSIを保護する封止材料や配線基板には、耐熱性と強度の高いプラスチックが使われています。
 小型化、薄型化が急速に進むパソコンに対応して、電子部品の小型化が求められています。ここでは、エンジニアリング・プラスチック(通称エンプラ)と呼ばれる高機能プラスチックが活躍しています。また、電磁波をシャットアウトするための電磁波シールドの素材には、導電性プラスチックが使われています。


コンピューターの心臓ともいえるLSI、超LSIなどの大規模集積回路の材料にもプラスチックは欠かせない
(写真提供:叶「界文化フォト)